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2009年5月の記事

忌野清志郎

 清志郎(忌野清志郎、RCサクセション)が亡くなった。ヴォーカリストにとって文字通り致命的な喉頭癌を患い、一度は完治したということで復活ライブを敢行。その後癌の転移が見つかり1年弱治療を続けていたが、2日に天に召された。
 最近清志郎が作詞作曲した「Oh! Radio」がスガシカオさん他複数アーティストのコラボで演奏され、大阪のFM局FM802で流れてる。ひっかかるのは次のフレーズ。

「繋がっているのは 曇った空だけじゃなくて ぼくらの心、そう、いつもどこかでひとつさ、きっと」

 こういう歌詞ではふつう「澄み切った青空」を共有するものだと思ってたけど、空は青くない、グレーなんだと言うところにひねりがある。世界は平和じゃないという訴えにも聞こえるし、清志郎自身の病気への不安を反映したようにも聞こえる。

 忌野清志郎の曲を知らない人でも、日本語詞で歌うモンキーズの「デイドリーム・ビリーバー」は聴いたことがあるかもしれない。彼に影響を受けたと話すアーティストは数あれど、あの独特の暖かい声の持ち主は他にいない。

 作詞・作曲をする者のはしくれとして、目指すべきアーティスト(というとおこがましいけど)の新たな活動が見られなくなったことが非常に残念だ。昨年の復活ライブを見に行かなかったことを猛烈に後悔し始めてる。

 一生パフォーマーとして疾走し続けた清志郎も、きっと疲れたんだろう。天国でゆっくり静養してほしい。でも天国でも、ギター片手に何か面白いことをしてやろうとあちこちを散策する清志郎の姿が目に浮かんでしまう。

 最後に清志郎の曲で特に好きなものを挙げてみる。ヒットの有無と無関係に、好きなのだけ。もうこうなるとほぼ自分用のメモだな。

「トランジスタ・ラジオ」(「PLEASE」収録曲)
「体操しようよ」(「PLEASE」収録曲)
「いい事ばかりはありゃしない」(「PLEASE」収録曲)
「Oh! Baby」(「OK」収録曲)
「指輪をはめたい」(「OK」収録曲)
「ドカドカうるさいR&Rバンド」(「OK」収録曲)
「つ・き・あ・い・た・い」(「BEAT POPS」収録曲)
「トラブル」(「BEAT POPS」収録曲)
「SUMMER TOUR」(BEAT POPS」収録曲)
「ぼくとあの娘」(「ハートのエース」収録曲)
「山のふもとで犬と暮らしている」(「ハートのエース」収録曲)
「ロックン仁義」(「THE TIMERS」収録曲)
「3部作」(「THE TIMERS」収録曲)
「JOKE」(「復活 ザ・タイマーズ」収録曲)
「まわりはワナ」(「復活 ザ・タイマーズ」収録曲)
「Rock'n Roll Showはもう終わりだ」(「BABY A GO GO」収録曲)
「空がまた暗くなる」(「BABY A GO GO」収録曲)
「June Bride」(「BABY A GO GO」収録曲)
「忠実な犬(Doggy)」(「BABY A GO GO」収録曲)
「約束」(「KING」収録曲)
「雑踏」(「KING」収録曲)
「世界中の人に自慢したいよ」(「Good Bye Emi」収録曲)
「満月の夜」(「Good Bye Emi」収録曲)
「God」(「God」収録曲)
「Jump」(「God」収録曲)
※2009/9/13 いくつか追加

他名演。
「傘がない」(井上陽水のカバー、陽水他と共演)
「デイ・ドリーム・ビリーバー」(ウルフルズと共演)
「スローバラード」(サンボマスターと共演)
「多摩蘭坂」(ギター弾き語り)

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