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[BloodRayne]吸血鬼再び製品版

 ゲームで再現される空間は年々リアルになり、ゲームは現実に似た、しかし現実ではない現実の疑似体験を行うスペースに近づいている。ゲームの中には、ゲームの攻略そのものよりは、この疑似体験に醍醐味があると思えるタイトルが存在する。
 BloodRayneシリーズは、不死身であるヴァンパイアの血を引くダンピールの、あらゆる面において人間を超越する能力を疑似体験できるゲーム。

 ただ残念なことに、BloodRayne 2ではゲーム性を重視したためか、前作に比べ跳躍力が抑えられてしまった。

▲この段差に

1回のジャンプで届かない! 前作のファンであるならば、飯がのどに通らなくなるほどの衝撃である。コンビニでうな重を買って食べたらなんか別の魚の味がしたときぐらいの衝撃である。

 なお、周囲の動きを遅延させる(ように見せる)能力は健在。3段階にレベルアップするのだが、無制限に使えるのは1番効果の薄い1段階目のみ。前作のファンであるならば、てりやきマックグランを頼んだのに開けてみるとてりやきソースがかかってなかったときに匹敵する衝撃を受けるだろう。

 

▲日光にさらされると煙を上げて焦げ始める。日陰を好む特性が疑似体験できてしまう。元々日陰を好むので疑似体験するまでもないという話もある。失礼だな。あと水も苦手。レインのコスチュームはクリア後のおまけ。

▲高みの見物。よくわからないが、高低差がありすぎると敵の弾が当たらないようだ。
 不死生物の血を引くレインは高い場所から落ちてもダメージを受けないが、高すぎると死ぬ。境界線がよくわからないが、とにかく高すぎると死ぬ。また、壁にへばりつき、壁づたいに高いところに登ることができる。登れない壁もあるのが惜しいが、こうした特性も体験できてしまうのだ。

 これだけ書いておいてアレだが、BloodRayneシリーズは血に飢えたヴァンパイアの疑似体験をするためのゲームであるために、ゲームを進める上で残虐な行為は避けて通れない。表現のエログロさが並でないために、誰にでもおすすめできるタイプのものでないことが至極残念だ。


その他気になるオブジェ2点。

▲男子便所
▲女子便所

 便所である。プレイ中にキャラクターが便意を催すゲームは珍しいが、そうしたゲームでなくとも便所をわざわざ再現するのは、明らかに便所を本来の用途に使うためではなく、オブジェとしての便所を観賞し、楽しむためなのだ。

 BloodRayne2には、男女別に便所が用意されている。特に人がいたりするわけでもなく、大変に無駄な空間である。しかも見ているうちに飽きる。無駄でつまらないことに力を注ぐこと――そこに美学が存在する。

▲エレベーター。目的階に着くと金網製の扉が互い違いに開くレトロなエレベーター。レトロと言っても、レトロウィルス科に属する直径100nm程度のウィルスのことではない。将来的にこのタイプのエレベーターを備えた家に住むのが私の人生の目標である。どうでもよい。

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