« 2004年7月 | トップページ | 2004年9月 »

2004年8月の記事

卓球鑑賞の姿勢

 卓球の中継放送は地味だとよく言われる。他の競技に比べて、動きがせかせかしているせいだろう。コートも小さいし、ピン球の動きも速いので選手があまり動かない。
 だが、卓球を観て興奮するには、選手の動きを見るだけではだめだ。音を聞かねばならない。高速回転するピン球と空気の摩擦。シューズと床の摩擦。ラケットのラバーに飲まれながらも回転し続けようとするピン球の立てるくぐもった音。選手の汗が床に跳ねる音。選手の汗が毛穴から滲み出す音。コート周りの統一感のない応援。
 コッコッコッさっフッ……しゅしゅしゅるふしゅるふしゅふしゅるキュッカンコッコッだだんカコッコッキュッぴちょんジュルohという音を聞いて、これと映像を合成した上で興奮するのだ。

 ところで卓球選手の間では、独自の言語が使われる。卓球語と呼ばれるこの言語は語彙が少ないことで有名だ。単語数は1。「さ」の一語のみである。気合を入れるために発音されることが多いが、たいてい相手の顔を見ながら言う。ときにガッツポーズとともに使用し、相手を威嚇する。体験談だが、ミスをしたときに相手にこれを言われると正直かなりかちんとくる。超むかつく。ミスを連発すると言われまくりなので、もう泣いて家に帰りたくなる。押入れに入って出てこなくなる。書き置きを残して帰らぬ人となる。もちろん、むかついているようでは一流の選手ではない。
 かなりの泣き顔である福原愛選手の「さ」は元気がよかった。これなら言われてみてもいいと思う。言われても泣かないと思う。ベスト8には届かなかったがまだ若い選手だ。今後も応援したい。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

[EQ]レイド

 Everquestを、英語サーバーでまだ続けてます。
 集団戦(レイド)に特化したギルドに所属してて、ほぼ毎晩、どこかを侵攻してます。

 日記でレイドのことを書いたことがなかったので、なるべくわかりやすい用語を使ってある日のレイドをレポートしてみました。

 集合は午後9時15分。だいたいこの時間の少し前にみんなログインしてます。集合場所にキャラを移動させてから、食事なり入浴なりを始める人もいます。数時間遅れて参加する人もいます。ゲームのために数時間を捻出できる人だけが集まってます。仕事で残業をばりばりやってると、参加は難しいかもしれません。暇な時期だけ来る人や、忙しくなるとやめちゃう人も多いです。それで、定期的に新規参加者を募集してます。

島
 現在攻略してるのは、「Gates of Discord」という拡張パックで追加された場所です。Norrathの神々の知らないところで、Norrathを狙う種族がめきめきと力をつけてたという設定で、あっしも詳しいことはよく知りませんが、我々人間エルフドワーフオウガトロールとかの連合軍は、正義の名の下に、Abysmal海のはるかかなたにある島に乗り込んで暴れてるわけです。このあたり、テロリストの本拠とされたアフガニスタンを攻撃する国連のような嫌なイメージもありますが、まあEQはファンタジーなので、現代の道徳規範で良し悪しを判断しても意味はないでしょう。
 ひとつ気になるのは、ほんまにうまいことEverquest2のストーリーに繋がるんかいな、ってことです。

 最近の集合場所はこの白い橋。時間になるとここに人が集まってきます。
橋
 重要な職業の人がそこそこ集まれば、6人グループを8~10集めてレイドグループを作ります。それから、能力向上系の魔法を味方にかけます。強大なモンスターを相手にするときは、職業のバランスを考えてグループの組み方が変わります。

 あっしは攻撃魔法を得意とするWizard職で参加してるので、主な役柄は、1.燃やす 2.雷を落とす 3.氷塊をぶつける 4.最後にみんなを街に転送の4つです。
 ほかに、5.気絶させて数秒動きを止める 6.足を遅くする/足止めする 8.魔法のダメージを和らげるってのもあります。
 それから、9.ぜんぜん関係ない敵の召喚を受けて死ぬ 10.非常時に脱出魔法を唱えたら自分だけ取り残されて死ぬ 11.通りがかったモンスターに最初にぼこぼこにされて死ぬといった役割もあります。

 目的のモンスター、いわゆるボスキャラがいる場所までには、大勢の護衛のモンスターがいます。基本的に1匹ずつ、ぼこぼこにして燃やしながら道を進みます。おびき寄せ係(Puller)と、攻撃を一身に受ける係(Tank)複数、どの敵を攻撃するのかを決める係(Main Assist)が連携して、慣れてくると素早く敵を一掃できます。
侵攻中

 ボス級のモンスターでも、単純に体力が多いとか力が強いというものから、次々と手下が現れて混戦になるものまでいます。戦闘中にさまざまなワナが発動するタイプのものもあって、これは何度か実際に戦って調べないと対処できません。特にGoDでは、力だけでは勝てない敵が多いんですが、対処方法がわかるとほぼ負けることはなくなります。そこで、所持アイテムを狙って、日をおいて何度も倒しに行くことになります。

 今回は、倒し方がわかってるのが2箇所と、調査中のものが1箇所。
 それはそうと、今日のリーダーは岩に埋まってました。
岩の中にも3年

 倒し方のわかってる2箇所は、問題なく討伐成功。

 レイドになると、Everquestはウォーゲームです。敵味方の状況全貌を把握しながらでないと戦えません。混戦になると、どこで何が起きているのか、キャラクターの視点では知ることが難しくなります。そこで、外部のカメラに置き換えます。逆に、個人技が必要な場面ではキャラクターの視点のほうが適してます。
 カメラの移動とキャラクターの移動には別のキーが割り当てられてます。

 ▼キャラクターの後方からのカメラ
後方カメラ

 ▼外部カメラ あっしはこっちを向いてますが、通路の向こうも見えてます
 Lounie先生の死体というか幽霊が歩いてました
外部カメラ

 調査中の1箇所はまだ調査が足りず、壊滅しちゃいました。新しいボスキャラに会うたびに、ほんまにこんなんに勝てんのかいなと思います。下の画像で矢印が指してるのがみんな敵です。
調査中

 ぼこぼこにされるときも、いろいろとその場の判断で善処しようとするのが楽しかったりしますが、この日はあれよあれよという間に全滅して残念。
 全員死ぬと蘇生などに時間をとられて多少終了が遅くなりますが、1時前には終わります。早退する人もいます。
 こうして毎晩、100人近いメンバーのうち参加できる人50人前後が集まって、4時間弱をパソコンに張り付いて過ごしてます。

 ところで、あっしは以前より、レイドにてとんでもないヘマを数多くやってきました。ちょっとしたヘマが全体に迷惑をかけてしまい、よく落ち込んだものです。それでも見放さず、見守ってくれた方々にはほんとに感謝してます。
 困ったのは、感謝したい相手がもうほとんどEQをやってないってことです。

 以上、廃人の遊びと言われるレイドのレポートでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ネットと本屋

 自宅のパソコンには、たいてい2,3年前のバージョンのソフトが入ってます。アップグレードにかかる費用がとにかく高いから、放置してるんです。最新版にするには、Web作成ツールのStudioMXで50,400円、MS Officeは34,335円、VB.NETが20,335円、OSは22,730円、Norton先生が9,980円かかってしまうのです。趣味に使うお金を減らして、パソコンと周辺機器一切合財をぜんぶ売ってもまだ足りない。
 この価格設定は、個人ユーザーには辛いのです。せめてこの1/10ぐらいにしてほしい。

 趣味の範囲で使うのであれば、少しぐらいバージョンが古くてもやりたいことはできます。困るのは、古いバージョンの解説書や技術書が本屋から姿を消していくこと。
 プログラマーをやってると、こういった古いバージョン向けの技術書が稀に必要になります。

 先日また1冊本が必要になって、ほかでは手に入りそうになかったのでAmazon.comで注文しました。数週間後、届いた本は期待してた内容ではありませんでした。内容をよく知らないのにタイトルで選んで買ってしまうと、こういう悲しい事件が起きてしまうのです。

 このような悲劇を繰り返さないためにも、ネットの通信販売で、注文前にぱらぱらと中身を見ることができるようにしてほしいのです。
 ネットだと誰も見てないので、ぱらぱらめくってそのまま最後まで読んじゃう人が出てくるかもしれません。徳川家康全26巻を立ち読みだけで済ませる強者もあちこちに出てくるかもしれません。また、技術書だとノートにどんどん書き写しちゃう人が出てくるかもしれません。写真集も全ページ複製しちゃうかもしれません。
 そこで、立ち読みにも本だけにほんの少し利用料金をとるとよさげです。
 ただし、一定時間を過ぎるとはたきを持った店員が現れて画面をぱたぱたし始めます。また、前後の棚に私服の万引き警備員が並び始め、本を読むふりをしながらこちらをにらみ始めます。それでもやめないと、突然閉店のメロディーが流れ始め、照明が落ち、店員がうろうろし始めて、シャッターが半分だけ閉まってそこから追い出されます。しばらくその書店サイトに繋がらなくなります。

 てか、技術書をタイトルだけで選ぶほうがあれですか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

サイバーパンクゲーマー

 キクオさんのココログを発見。いつ日記を再開するのかと、ずっと待ってました。あっしとは全然違うしっかりとした文章を書く方です。

 ネットゲームの記事があったのでリンク。

 レアアイテムとか高レベルのキャラの売買は、いまも行われてます。取り引きに使うサイトの名前から、そういったアイテムやキャラを買った人はeBayerと呼ばれてます。日本よりも韓国に多いってのも聞いたことがあります。韓国にはちゃんとスポンサーをつけてゲームするプロのゲーマーがいるみたいです。でも大会なんかには出てくるわけで、プロはひきこもりではないかもしれない。

 先日ゲーム関係のニュースサイトを作ってた個人が著作権の絡みで逮捕されましたが、このサイトの広告から、たしか月に15万かそこら収入があったと記事に書いてました。これだけで食べていけそうな金額です。ちょっとずれますが、これもひきこもりサイバーパンクだったのかもしれませんね。

 押井守監督のAvalonはFPS系廃人ネットゲーマーの映画ですが、あれも勝ち数に応じて懸賞金か何かがあったかな? ちょっと忘れました。
 あの映画の登場人物をみんなオタクファッションに身を包む日本人に変えてやると、萌えない映画になっちゃいますな。逆に、サイバーパンクなひきこもりがもっとスタイリッシュな格好をすれば、ネットゲームは一躍萌えるメディアになるのかもしれません。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ヒートアイランド

 クーラーの壊れる季節になった。台風が屋根を吹き飛ばす季節になった。暗がりの地面からふいにセミが飛び出す季節になった。熱帯夜が続き寝てる間に蹴り飛ばしたふとんが机の上の飲みかけのお茶を打ち倒し本などがずぶ濡れになって朝から鬱な季節になった。土からわいて出たチビッコが駅や飲食店などに大量発生し無闇に動き回って進路を妨害する季節になった。突然雷雨などが降り始め眼鏡が曇って前が見えない季節になった。歩く動作にディレイがかかり横断歩道を青の間に渡れない季節になった。日差しを避けて影から影、闇から闇を移り歩く季節になった。網の隅のほうでじっくり焼いてた肉を他人にぱくっと食べられる季節になった。パソコンにつける静音シートというものを買ったらタイヤくさくて耐えられず丸損になる季節になった。ココログが重くてしかたのない季節になった。

 近所で放火があって先生そんなにお暑いのがお好きですか、と思ったのだけど、考えてみると最近はクーラーの排熱も夏の暑さに一役買ってるわけで、放火だけに目くじらをたてるのもどうかなとは思わなかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2004年7月 | トップページ | 2004年9月 »